藤川五郎は、三木本への义理から沢田を狙っていた。その沢田は三木本の子分新関の短刀を脇腹に受け、五郎に妻亜纪のことを頼むと言い残し息をひきとった。やがて、沢田组がつぶれたのは、三木本のイカサマ赌博のためと知った五郎は、赌场から三百万円をわしづかみにすると亜纪のところへ走った。そして亜纪と子分久保を连れて热海を出た。ところが、列车が横浜に近づいた时、亜纪が突然倒れた。五郎は亜纪を入院させると、波止场で働きはじめた。五郎はそこで昔仲间の相良に会った。一方、新関は五郎を追って横浜へ来ると、古贺に援护を求めた。そんな折、相良は彼の妻百合に五郎を绍介した。百合はすでに五郎の境遇について知っており心を痛めた。というのは彼女が古贺の妹だったからだ。ある日、五郎は波止场の近くのしストランで、ヤクザからいやがらせを受けていた恵子を救った。そんな折、沢田の弟健二が、五郎を袭った。五郎はその场を亜纪に救われたが、健二は五郎を兄の仇ときめつけ、古贺のところへ身を寄せた。その顷、古贺と新関は亜纪を病院からおびき出す计画をたてていた。亜纪を心配する健二は、姉には手をだすなと言い残し古贺组を去った。そうとは知らない五郎は、亜纪を、见舞いに访れて惊いた。そこには亜纪のかわりに濒死状态の久保と健二が横たわっていた。五郎は亜纪の危険を感じ、すぐさま古贺のクラブに乗り込んだ。相良と健二の加势を得て、亜纪を取り戻したものの、亜纪は息をひきとってしまった。ちょうどその顷、健二が古贺の刃に倒れた。五郎の怒りは爆発した。古贺组に乗り込んだ五郎は、激闘の末、古贺を葬った。その颜は会心の微笑を浮かべていた