「カルメン故郷に帰る」の主人公リリィ・カルメンとマヤ朱実の后日谈を描く続编。浅草のストリッパー、カルメンのもとに男に舍てられた朱実が赤ん坊を抱いて転がり込んでくる。二人は泣く泣くこの赤ん坊を舍てるが、折からの出火騒ぎで急に心配になる。もとの场所へ戻ってみると、パリから帰ったばかりの芸术家が舍て子は元の情妇の仕业だと思い、电话をかけて相手に怒っているところ。この芸术家と知り合ったカルメンは、彼の描いたシュールな作品に感激し芸术家に恋心を抱くようになる。ストリップを芸术と信じ、それゆえに芸术家まがいの男には、まるで弱いカルメンという女の天真烂漫ぶりが好评を博した。前作に続き、松山善三、川头义郎が助监督についている。